りた郎のblog

会社員のキャリア、鎌倉、その他思いついたことのゆるっとしたブログです。

40代の面接準備⑥(想定問答②)

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ここでは面接前の「想定問答」の後半について見ていきましょう。

 

 <40代の面接の事前準備>

1.面接日・時間・場所の確定

2.面接官・面接内容の確認

3.志望企業の研究

4.志望企業の人材ニーズと自分のキャリアのマッチング

5.想定問答

6.持参書類の準備

7.面接場所の確認・その他緊急対応の事前確認

   

面接の流れ

面接の流れはおおむね以下の流れで進みます。
 
(1)自己紹介
(2)志望動機
(3)キャリアに関する質問
(4)志向・思考に関する質問
(5)勤務条件に関する質問
(6)応募者からの質問

 

これらの質問に対して簡潔にかつ的確に答えられるよう、聞かれることとそれに対する答えを想定しておきます。
 
面接前の「想定問答」の前半はこちら 

 

(4)志向・思考に関する質問

あなたがどのような人間性なのかを探る質問です。
如何に経験・スキル・知識がある人でも、他の社員とうまくやっていけなかったり、トラブルをおこしたり、新しい環境を受け入れられない人は早期離職につながるため採用できません。
特に40代は職務経験も長く、仕事に対するプライドや自分なりの基準を持っていることが多いですが、それにこだわるあまり新しい環境で軋轢を生むことも少なくありません。企業文化が違う会社に転職する場合はなおさら注意が必要です。
 
老舗企業とスタートアップ企業では常識が全く逆のこともありますし、BtoBビジネスかBtoCビジネスかでも大きく違います。また業界による違いも当然あります。
そのため面接官は、40代のビジネスパーソンとしてふさわしいかという視点と、「当社の企業文化(社風)になじめるか?」という視点であなたの志向(望むこと)を思考(考え方)をチェックします。具体的には以下のようなことをいろんな質問から探ります。
 

・主体性があるか?

 →自分で課題を作り、人から言われなくとも自分でやり始めるか?他責にしないか?

・チャレンジ精神があるか?

 →難しいこと、今までやったことがないことに対しても前向きに取り組めるか?

・柔軟性があるか?

 →自分と違う考え方を受け入れ、対応できるか?

・協調性があるか?

 →職場の和を尊び、人に合わせることができるか?

・継続力があるか?

 →一度やり始めたことについて、さまざまな障害が出てきてもあきらめずにできるまでやり続けるか?

・忍耐力があるか?

 →いやなこと、納得のいかないことがあってもぐっと飲み込めるか?
 
実はこれらの内容は面接官が面接の中で判断すべき事項の中で最も難しいものです。
具体的な聞き方としては、キャリアに関する質問の中で判断することが多いと思います。ある仕事・プロジェクトでの経験を掘り下げて聞くことで上記を判断するのです。
ですが、面接官によっては「仮説の質問」で上記を探ることもあります。
例えば、
「あなたの仕事上のポリシーと異なる業務命令があった時はどうしますか?」
「今までやったことのない仕事を依頼されたらどうしますか?」
というような質問です。
 
本質的なことをお伝えします。
これらは「答え方」を事前に想定することでクリアできることではありません。
面接官はあなたが答えた内容だけでなく、答えるときの表情の変化や会話の間も含めてチェックしています。答えを作ってもなんとなく雰囲気で察知します。
つまり対策としては、日ごろから上記を意識して職務に取り組むことが大切なのです。
 
そして、40代の採用で面接官が最も気にするのは「柔軟性があるか?」だと思います。これさえあれば、企業文化が違っていてもなんとかやっていけるからです。
 
あなたはいつの間にか自分の常識に囚われた「融通の利かない人」になっていませんか?
転職は大きな環境変化です。あなたの納得のいかないことが「必ずや」出てきます。転職後に不幸にならないためにも、相手をおもんぱかり、相手を尊重し、柔軟に対応する心を日ごろから意識することが大切だと思います。
 

(5)勤務条件に関する質問

勤務条件の主な質問内容は以下のとおりです。
  • 通勤が無理なくできるか?
  • 転勤が可能か?
  • 希望の処遇はどれぐらいか?(現状からのダウンでも大丈夫か?)
  • 残業が可能か?
  • 子育て、家族の介護等で何か職務上の配慮が必要か
  • 持病等で何か職務上の配慮が必要か?
  • 転職に関する家族の理解が得られているか?
  • 将来の職種転換・異動は可能か?
  • 転職可能日は?その理由は?
 
40代になると家族の事情等、一人一人異なった様々な制限が出てきます。面接に受かりたいあまりウソの答えを言っても後から不幸になるのは自分です。
自分自身の環境をかんがみてどこまで許容できるかをよく考えて返答内容を決めておきましょう。
希望の処遇に関しての答え方は諸説ありますが、求人条件書の内容を把握した上で自分が許容できる範囲を希望としつつも、御社の規定に順ずるという答えが無難かと思います。
 

(6)応募者からの質問

面接の終わりに「何か質問はありますか?」と聞かれたとき、どのような質問をするかでその人の思考がわかります。

一般常識として、この時点で処遇に関して深く聞くのは避けましょう。気になる場合はエージェントなどを通じて聞くことをおススメします。

この場では、質問を通じてあなたの前向きさをアピールすることを主眼に置くといいと思います。たとえば、

  • 今回の募集人材に求めること
  • 応募企業で活躍している方の特徴
  • 配属予定部門の課題、その取り組み状況
  • 一緒に働く仲間のキャリア、部門の人員構成、その中で自分に求められる役割
  • 入社してまず初めに取り組む仕事・課題

などです。

つまり、「会社が私に何をしてくれるのか?」という視点ではなく「自分は御社に何をしていくべきなのか?」という視点で質問を考えるということです。

ここは他の応募者と差をつける絶好の機会と認識して、戦略的に質問を考えてみましょう。